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2008年07月31日

LOHASと住まい

アメリカの住宅事情と言えば 大規模開発による
道路整備や女性復権・豊富な大地・資金を背景に

『 より大きく 』 『 より豪華に 』 と言うイメージが強く
果てはディズニーランドかと思う様な(失礼・笑)
住宅群も見られたが ここ十年ちょっと変わって来ている。

書店には19世紀・あるいは1920年代と言った頃の
住宅プラン集のリプリントが並び ColonialStyleの様な
伝統的でシンプルな様式のリバイバルも盛んに行われているのだ。

もちろん 以前より伝統的な様式のリバイバルは
ステイタスだったのだが 最近はその意味合いに
ちょっとだけ違ったスタンスが見られる。

アメリカの都市では州により
住宅地はそれぞれ開発された頃のデザインを
街並みの基調として重視することが多く
建築協定などとして定められている事が多い。

それも相まってか 以前の住宅開発規模から見ると
コンパクトな50坪以下のボリュームで
バスルームも一軒につき一箇所と言うモノも増えていたりする。

これは以前まで無かった購買動向。

『 より広く・より豪華に 』 という住宅開発の流れが
『 環境にやさしい街づくり 』 と言う社会的要請を求め
また市民もそれに同調していると言えるのかも知れない。

その中で いかにチープに見せず気負わない
シンプルさや 美の追求と言うのは
リモデルのひとつの方向性として勉強になる。

右の画像はWA州Seattlesのタウンハウス
(日本で言う町屋) 
「古い」と言うことでも結構人気があり

若い人を引き付けるので きちんとメンテナンスをすれば
地域が「危険な場所」になることを防ぐ核にもなっていると言う

犯罪が身近になって来た日本でも その辺り考えても良い時期だろう。

また古い住宅地では「その頃の街並」が
ルールになっていて
建替も地域のルールにしたがって行われる。

郊外の古い小さな家は 今でも可愛らしく人気があったり。


弊社HPコラム 2006年リリースより転載


うーん 小さいことは良いことだ。

最近は特に今の原油高も後押しして デカいの大好きアメリカ人ですら 
【大きい】【豪華】が豊かさの象徴から離れて来た様にも感じる。

それはそれで良い事なのかも とか。

例えば同じ性能のエンジンなら 軽い車体の方が燃費が良い。

ただ住宅は車の様に単純では無く 色々な要因で左右されるけど
広義で言えば 各部屋での冷暖房よりも全館での温度管理の方が有利。

そして断熱性能が同じなら 外壁の面積は小さい方が燃費が良くなる。

大きな視野で言えば そろそろ北欧や北米の様に
まずは恒久性のある駆体や 小手先で無い普遍的なデザイン~

そして100年先まで能力が低下しない断熱。
熱損失が大きい窓には しっかりとお金を掛ける。

それに対しキッチンや機器等 後々交換が必要なモノはそこそこ程度で
寿命が来た時に その頃それなりの性能のモノに替える。

そんな感じの思想が主流になるべきなんだろうと思う

何も 頑張って太陽光を乗せたり 無理して
能力も未知数なエコ機器を導入する必要は無い。

もちろん 流行の商品とかも。

その辺りは施工者からのインフーム・ド・チョイスが
求められるのだろう。  

Posted by   Eye's   at 11:20Comments(0)家を建てる前に

2008年07月31日

パソコンが 2

治りません・・てか部品が届かないので
放置してあります・・。

いちぉ予備機にての お仕事としていますが
どーにも何故だか 動作環境がのんびりしておりまして(汗

Mailチェックは出来るのですが Webに至っては
お湯沸かして お茶漬けでもかっ食わぇるんぢゃねーの
って位 ドンくさくてなかなか向かう気になれません(涙

まぁ楽で良いっちゃ良いのですが寂しいので なんとかします。

そんな中 うちのモニター使いんさいって
温かいお言葉を掛けて頂いた皆様・・ありがとうございます ,,orz
感激至極にございます(涙

あいず感激!って炎天下 カレーでも食ぅ事にします。

て訳で ぼちぼちと復活しますので ←ほんとかっ
ヤケドするくらい温かい目で見てやってくださいませ ,,orz

てか 予備に同じ機種買っとこーかな。




いきなり休んでごめーん なにげにすいまめーん

ななななー ななななー なななななまにくぅ。  

Posted by   Eye's   at 09:14Comments(4)

2008年07月27日

パソコンが

壊れた・・の?

どーも液晶のランプが切れかかってる様で
時折 モニターが真っ暗になります(涙

昨日バラしてみましたが 特に変化も無く・・

入院ですか(T^T)

あぁ 昔は紙と鉛筆に電卓 そしてドラフタがあれば
仕事ほとんど出来たのに 今ぢゃパソコン無いと・・うぅ。

そっか 今こそ原点回帰だ!全部手書きだ! ←はぃイキナリ無理

あぁ 急ぎの仕事たまってるのにぃ・・。

て訳で 昔のノートでも引っ張り出してきますか。

いかん ウィルスソフト切れてたなぅ。

って訳で しばらく更新滞る可能性大です すません..orz  

Posted by   Eye's   at 11:54Comments(4)

2008年07月26日

マジクールくるくる

いぁいぁ 昨日も暑かったですね
きっと今日も暑いでしょう 夏ですね。

短い夏を思いっきり楽しみましょう。

と 言いつつ昨日は エアコンの付いてない軽トラ
飛騨地区縦断の旅に出ていました。

最高気温34.5℃? 道路の上はもっとあるよね。

冬はマイナス二桁のくせに 夏は体温まで行くってかぃ
なんとも難儀な高山です。

道路工事で止まったアカツキにゃー
ホント逝きそうになった事しばし。   あーくるくる。

信号待ちで止まった隣の エアコン効いた車
無意識に殺気感じましたわ(笑

お外でのお仕事の方 ご苦労様でございます..orz

うーん いかんな 弱ってんぢゃねーのか。
しゃーねー 炎天下自転車で現場逝ってみるか^^ ←マゾかって

てかね

そんな元気な移動に役だったのか なんなのかなのが

超冷感持続スカーフ マジクール



マジックとマジとクールで・・ふぅん。

水を含ませて 頭に巻いての移動です。
確かに なんとなく涼しい←あまりの暑さに麻痺したのかっ

つか 光ゲ○ジですか(-_-;)

昨年とある方に頂いたモノです。  あざす ..orz

うーん

とりあえず アリかも。  

Posted by   Eye's   at 09:54Comments(6)ひだっちな話

2008年07月25日

低炭素な暮らし

最近 移動はオートバイ。

近場の買い物は自転車。

時間的抑制が無い 出社や帰途も自転車。

とっても低炭素な日々ですが 別にECO!なんて気負ってるつもりはありません。
単に楽しいからってだけです。

何よりガソリンが減らないのが嬉しい^^

それでも会社には 来社される方も多いので冷房(除湿)は入れてたりします。

て訳で 行って来ぃか(笑

でも 事務所とは言え 断熱バッチリやったので
俗に言う4.5~6帖用くらいの容量小さいエアコンで
20帖以上を楽々冷やしてます。

無断熱に近い事務所で ガンガン冷房入れるより
ずっと効率的ですな。

さて 洞爺湖サミットでも福田首相が提唱した低炭素社会の実現

すっごく難しそうに聞こえますが 簡単に言えば
ヒト由来の温暖化ガスの発生量を
自然界が吸収できる範囲内に抑えましょう
って事です。

単純に 自分が排出する量を減らせないとすれば
逆に吸収してくれる エコシステム(自然生態系)を増やせば良いと言う事に。

簡単でしょ。

例えば サスティナブルな素材と言えば 木

何十年と言う時間を育った木は
その分炭素を固定しています。

そんな素材を使って 家や家具など
長く愛されるモノを手にする事もアリです。

間伐材を切ったまま放置しておけば
数年で固定した炭素は 大気に戻されます。

それが 50年・100年と その形を保持できれば
(例えば家として)その分 新しい木が
新たな炭素固定を広げてくれる事になります。

そんな中 世界では 年々亜熱帯の砂漠化が進み
日本では間伐する事すら出来ない山が 瀕死の状態です。

おかしいですよね。

低炭素で暮らすと言う事は何も 我慢を増やすと言う事ではありません。

もっと 目を向けるべき事柄も多い様に感じます。
  続きを読む

Posted by   Eye's   at 09:28Comments(0)環境

2008年07月24日

岩手で震度6強

東北地方をまた 大きな地震が襲った。
岩手県の太平洋側北部で震度6強とか。

6月の岩手・宮城内陸地震とは別のモノらしいけど
今後の余震にも注意されたし。

負傷者は 青森・岩手など東北地方を中心に5県で
計92人に上ったとの事だけど 毎度の事ながら
青森にも 岩手にも電話が通じない・・。

MAILも届いているかどうか。

心配にございます。

さて 突然の地震と言えばやはり日頃の備えが
助けてくれるとは思うけど 家が崩れたら助かる人も助かりません。

そこで 簡単な耐震チェックのご紹介です。

国土交通省住宅局が監修した「誰でもできるわが家の耐震診断」
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/wagayare/taisin_flash.html
あくまで簡易な方法ですが 一度チェックしてみませんか。

もちろん 実際の耐震診断も賜っております。
気になる方は お気軽にお問い合わせ下さい。


日頃の備えは大切な防衛策ですが それはそれとして
地震が来たら まず命を守る事に専念してください。

その後は 日頃の準備がなんとかしてくれます。   

Posted by   Eye's   at 11:57Comments(0)ひだっちな話

2008年07月22日

働くと言うコト

なるほど 仕事するってそぅいう事なんだ。



by 人で溢れた駐車場<YouTube>

5分ちょっとあります。

音は消していても十分伝わりますよ。
  

Posted by   Eye's   at 09:40Comments(9)ひだっちな話

2008年07月21日

忘れてはいけませんね

長い日本の歴史の中で 裕福な時代って
どれほどあったでしょう。

ほんの数十年前までは 日本の国土だけで取れる
限られた資源に頼って暮らしていた訳で。

現在の日本が豊かなのは 輸入と言うシステムが
うまく機能しているってだけの事で

飢餓や戦争で 輸出国からの供給が止まれば
単に昔に戻るだけです。

エネルギーや食料等々 捨てる程溢れていた時代は
これまで一度も無かったはずです。

現在の繁栄は 長い日本の歴史から見れば幻かも とかね。  

Posted by   Eye's   at 11:08Comments(6)なんとなくな雑感

2008年07月20日

打ち水大作戦2008

今年もやってきました 打ち水大作戦。

開幕は 7月22日(火) 大暑・正午ですよ。



打ち水大作戦2008


今年は 7月22日~8月23日ですっ

お作法は簡単 水道水を使わないこと
水を二次利用すること。

これが唯一で一番大切なルール。

水の二次利用とは お風呂の残り湯
エアコンの除湿水 雨水利用や側溝に流れる水など。

お子様誘って 作戦に参加してみませんか^^


ただし・・

あまり気温が高い時は 中途半端に打ち水すると
その空気が室内に導かれ 室内湿度が高くなり
更に不快になりますので
 そんな時は夕方まで待った方が良いですね^^

体感温度は気温では無く 相対湿度で決まっちゃうんです。  
タグ :打ち水

Posted by   Eye's   at 10:08Comments(4)環境

2008年07月19日

特許

なんだろぅ 何かタイソーな製品であるって触れ込みには
大抵 【 特許取得 】 とか 【 特許出願中 】 ってのがある。

普通に考えて それらを見る場合 【 特許 】 って単に
他人に対し 自分(発明者)のアイデアを保護する為のモノであって

そこに 正義とか真実は関係ないと言う大前提が必要。

いぇ そんなナナメッタ案件ばかりで無く
素晴らしい特許が殆どなのでしょうけど
結構ナナメッタのも多いのも確かだったりして。

ナンチャッテ健康素材とかにも多いんだけど 別に特許は
科学的に立証された事を 保証するモノでは無いんですよね。


と言いつつ以前 国際特許取ろうとして
その膨大な根拠と 時間に挫折した経験アリマス(爆

※そのメンドーな根拠ってのは いっこいっこ酷似した案件が無いか調べると言う
  世にも恐ろしい 途方もない時間との戦いの事っす。
 



とーきょーとっきょときゃ・・

とーきょーとっきょきょきゃきょ・・

とーきょーとっきょときゃ・・

ときゃ・・

ときわたかこかわいい・・

と・・ときゃきょ


もー いぃ (-_-;)  

Posted by   Eye's   at 10:22Comments(3)なんとなくな雑感

2008年07月18日

中東に偏る原油

特にどーと言う事ない四方山話

原油価格の高騰。これ紛れも無い事実。

あんなん日本の廻りでも採れるだろーに
国力の差だよ なんてコラムを見たので雑感。

石油とは 炭化水素が主成分で
さまざまな物質が混じる液状の油の事。

堆積層の岩石の中から出てくることから
ラテン語の「Petra(岩石)」と「Oleum(油)」が語源。

太古の昔から人類の生活には欠かせない燃料なのに
その生成過程は未だ謎だったりする。

ただ 有力視されているのが
プランクトンなど動植物の死がいが海底に堆積し
地中の高温・高圧による変性で作られたという「有機説」。


もひとつ 地球深部に存在する炭化水素が
地上にしみ出してくるという「無機説」もある。


どちらにしても 石油は水や岩石より軽いから
地表に向かって上層へ移動し
岩塩や泥岩など割れ目の生じにくい地層の下に溜まる。

石油連盟によると 04年末現在で確認されている
全埋蔵量の57・1%は中東にあるらしい。

中東に偏っている理由について 他との違いは地盤の差。

中東は石油をためやすい固い地層が大きく広がり
地殻も約1億年の長期にわたって安定している。

それに対して 日本は地震などの地殻変動が多く
せっかく貯まったとしても その石油が漏れ出してしまい
大きな鉱床にならないのだそーだ。

日本の地層は 未だ地震を繰り返し
もし生成されていても溜まっていられないと言う事。

中東の石油鉱床は直径が数百キロもあって巨大だが
日本の油田は 新しくて規模が小さく
採掘が経済的に見合わないのが原因と言えば原因。

そんな油田でも簡単に採掘できる技術が 開発されるだろーから
問題無いってのが 石油枯渇説楽観者の意見。

さぁ皆様は どうお考えに?

ちなみに「黒ダイヤ」なんて呼ばれる石炭は
特定の地域に偏らずに埋蔵されている。
それでも特に埋蔵量が大きいのが中国や米国。

前説を正しいとすれば
固体のため石油のように地中を大きく移動出来ない為か。

何にしても地球の資源は有限であり
いずれ枯渇は避けられないのでしょう。

それでも 化石燃料に拘り続ける炭素社会では
終焉が見えています。

個人レベルでも 脱化石燃料な低炭素生活を意識想定し
気負わない意識シフトを持つべきなのでしょう。

もちろん個人レベルでは頑張っても たかが知れています。
それでも そんな輪が広がれば小さな力とも言い切れませんしね。


弊社HP 06年コラムより転載  

Posted by   Eye's   at 10:01Comments(0)情勢

2008年07月17日

車の未来 水素と電気

良く 今後は車ってどうなるんだろう?なんて話題を
頂く事がありますので 雑感レベルで一言。

個人的に 自動車はプリウスに代表されるハイブリット-
その後は 電気にシフトしていくと思っています。

鳴り物入りで騒いでいた 水素由来の燃料電池車も
供給インフラや その保管に対する安定性を考えると ほぼ不可能。

アメリカや中国の様に独裁?で国家事業としてインフラ整備すれば
問題ない様にも見えるけど 結局自国だけの発展になるから
未来は知れている。

ソースは古いですが 燃料電池についてはこちら

ぢゃ何故 水素(H)の研究を?

水素エネルギーの場合 そこからエネルギーを作り出しても
最終的に排出されるのは H20 位で
炭素(C)は発生しない事になり とってもクリーンと w

ですが そーは問屋が卸しません。

水素は H の状態では自然界に存在する事は不可能。
何かとくっついて 初めて存在できます。

お馴染みなのは H2O(水) ですか。

そこで最初の難関が H2O から H を取り出す事。

簡単に言うと H2O とは H と O がくっついている状態な訳で
そこから H を取り出すためには H を O から引き離さなければいけません。

話して解る相手でなく エネルギーを生み出すための H を取り出す為には
たくさんのエネルギーが必要となります。

極論で言ってしまえば 現状の技術では H を取り出すために
必要なコスト(エネルギー)の方が 取り出した H が生み出すだろう
エネルギーの価値よりも高いと言う事になります


そんなこんなで 今後技術の進化があっても 住宅への設置ならいざ知らず
移動がメインの自動車への転換は厳しいかなと。

でも 化石燃料は いずれ枯渇します。

そうなると今の所 電気かなと。

来年辺りから プラグインハイブリット車が市場に出そうですが
その売りは ハイブリッド車の回生エネルギーはもちろん
家庭のコンセントからも充電できる事にあります。

ただし そこで問題なのが電気の質。

電気自動車が走るのには 温暖化ガスを出さないとは言え
そのエネルギーを作るのに 多大な化石燃料が必要になるのは ご存じの通り。

一般に 発電所からの送電によって元のエネルギーの
約60%程度が失われる事になり それなら元のエネルギーを
100%車で燃やした方が 単純にエネルギーの損失は6割も少なくなる訳で。

実際 火力発電での電力とガソリンで走る車を比べたら
電気の方が 約2.5倍の温暖化ガスの発生となると言える

もちろん 原子力発電や水力発電ならば 大幅にCO2は減らせるが
平均すれば 確実に電気で走った方が負荷が大きい事になる。

また原子力は その安全性が 風力や水力等自然エネルギーには
不安定要素もあり一概には言えないが やはり電気は貯めておけないから
使う場所のすぐ近くで 作る事が一番かと思う。

それには 自治体単位での風力や小規模水力か。

今後 自動車も電気へと以降していくなら
再生可能エネルギーのベストミックスを創造していただきたいモノであるし
必要なインフラ整備かと思われ。

まずは そこから。         かな。



HONDAの燃料電池車「FCXクラリティ」
非常に美しいデザインであります。


日本でのリース販売を11月に開始するらしい。
価格は未定。しかし一説によると 1台数千万円とか・・うみゅ。  

Posted by   Eye's   at 10:03Comments(8)環境

2008年07月16日

経済とヒトの幸せ

私が生まれる ちょっとだけ前の話。

ごはんを炊こう。

まず井戸に行き ガチャガチャと水を酌む。
それをカマドまで運ぶ
カマドに火を興す為に 集めていた杉葉に火をつける。
火を興し 調整する。
洗った米を お釜に入れ水を入れ蓋をする。
始めちょろちょろ中ぱっぱ 赤子泣いても蓋取るな。
その間に味噌汁と お魚焼いて。
炊きあがったごはんを おひつに移して食卓へ。

そして現代。

無洗米と水を炊飯器に入れ スイッチぽん。
勝手に炊飯 勝手に保温。

両者の違いは 圧倒的な化石燃料の使用量。

忙しい現代に 昔の生活は無理。
そんな事は解ります。

それでも 少しだけ不便になったり ちょっとだけ面倒になる事は
そのまま不幸な事なのでしょうか。

食事で言えば IPCC(AR4)でも 今後の水や化石燃料を考えると
肉食を減らした方が良いと定義されています。

それも 全く食べないと言う訳でなく 毎食肉だったのを
一食だけ無くしてみるとか。

それでも日本全国なら結構な低減になります。
別に極端な話ではありません それは不幸と言えるのでしょうか。

経済成長だけが人間の幸せぢゃない。

現代社会の様に 人間の幸せを GDPや経済論だけで
図ってしまう事に歪みが出てきています。

シャワーを出しっぱなしにしない。
近くへの移動は自転車。
長持ちする物を買い 物を使い捨てにしない。

特に 大それた価値観の転換ではありませんね。

もちろん こんな事を唱えるIPCCには
世界中の経済優先主義者から非難の嵐が舞い込んで来ます。

それを抑え IPCCの存在価値を確立した原動力は
本当に待った無しの 未来展望だと思えてなりません。

もちろん さっさと 化石燃料を使い切ってしまえば
あとは 温暖化ガスも出ないし ある程度 人類も縮小して行くから
それはそれで良いぢゃん なんて考え方もアリです。

その前に 壮大な人類搾取が行われるでしょうけど。
それが貴方の 子供さんかも知れません。

再生可能エネルギーが確立出来るまで
低炭素で暮らせるその日まで
ホンの少し 化石燃料の寿命を延ばす事は
そんなにバカな話では無いと思うのです。


単に 昨日の補足ログでした^^  

Posted by   Eye's   at 10:15Comments(2)なんとなくな雑感

2008年07月15日

夏の旅行減少

JTBの 今年における夏休み期間(7月15日~8月31日)中の
旅行動向見通しによると

国内・海外を合わせた総旅行人数は
07年実績より1.1%減となる7575万人と
4年ぶりの減少となるらしい。

旅行人数の内訳は 国内が7350万人で07年比で0.9%減と
微減の見込みに対し 海外は225万人と7.0%の減少を想定している。

うーん 海外渡航減少については 少なからず
油特別付加運賃(燃油サーチャージ)が効いてるんでしょう。

そぅ言えば 今秋にでも北米に飛ぼうかと思って サーチャージ調べてたら
航空会社によってもバラツキあるけど 6~7万円だったし。

一昔前のフライト料金より高いぢゃん(-_-;)

でもって まだ上がりそうで・・時価て・・寿司屋かって。
て訳で くやしーから辞めようかなと・・(涙

さて 景気低迷で旅行費が抑えられるって傾向なんだけど
イギリス人などは これまで景気が悪くなっても
家族旅行は ちゃんと長期で消化したりしている。

何が違うのか。

まず大きくは住宅費だろう。

20年とか30年で取り壊される住宅では 各世代が
新築住宅費を背負う事になり その家には お金が残らない事に。

それは 環境的にも景観的にも 個人資産的にだって素敵な話とは言えない。

あとは ヨーロッパに良く見られるワークシェアリングか。

ヨーロッパの少ない労働時間は
「みんなで労働時間を減らす事で 新たな雇用を生み出し失業率を抑える」
と言う大前提に置かれていると言って過言ではない。

自分だけ うちの会社だけ なんてイメージでは無く
もっと 大きく地域や国 そして地球と言ったベースで
考える様な事も 選択肢としてあっても良いのかも。

さて この原油高は 色々な影を落としている。

そぅ言えば JALとANAも燃料高騰を受け 早ければ今秋にも
搭乗率の低い一部路線で 減便や廃止を検討中らしいし。

自動車の販売量も激減してる。

アメリカでは 今年6月の新車発売数は18%減
大型車の多いビッグスリーに限って言えばなんと25.5%もの減少とか。

もちろんトヨタも 北米での販売台数が11.5%減少し
その結果 株価も年初来最安値に限りなく近づいてるし。

ま 車の販売台数などは波があるとは言え
やはり そろそろ大きなパラダイムシフトも必要なのかなと。

人より物を一杯持っていれば
いー服着れれば
いーモノ食べられれば
いー車乗っている事が幸せ

なんて言う 物に縛られた価値観からの脱却が 近道なのかもしれない。


さて ゴーヤさんに水でもやってきますか。  

Posted by   Eye's   at 09:12Comments(5)なんとなくな雑感

2008年07月14日

エコで偽装?

国土交通省によると 神奈川県藤沢市の生コン製造会社が
日本工業規格(JIS)で認められていない「溶融スラグ」を
コンクリートの材料に使っていたらしい。
※溶融スラグについては 最下記

同省は 同じ製品が使われているおそれのある
約300の物件について 自治体に調査を指示した。

その 釈明会見が滑稽

引責辞任を表明した同社幹部によると
溶融スラグを使った理由は「コストダウン」と「エコ」だと言う

スラグを無料調達してくれる会社があったため採用。
コストダウンは試算で計1000万円。

砂など素材の高騰に苦しんでいたため
JIS規格違反であることを知りながら 違反を続けていたという。

偽装が発覚した300件が正しい数字なら
一件あたり3万円程度の粗利を確保出来た事に。
あまりに高くついたコストダウン?と言えそうだ。

てか それをコストダウンや エコと言い切るとは
なんとも奇妙キテレツな思考回路である


そぅ言ゃ この辺でもまたコンクリート値上げしたなぅ(涙

とは言いつつ こんなトンチンカンな釈明にも
時代背景が隠れている様な。

再生紙偽装の時もそうだったんだけど
原価が上がっても 競合会社が売価を上げず
入札で単価を凌ぎ合うので 当然のように売価は上げられない。

それでも利益を保持したいが為 偽装を正当化しようとしてしまう。
きっと正義の基準を 自分で知らず知らず変えてしまうのだろう。

無理矢理な入札金額は 発注者・受注者にとって
双方恩恵を受けられない様な。

例えば 建設業なんかの入札。

キホン一定の仕様や図面があるから まだ良いモノの
わざと ○×同等品など ちゃんと逃げ道が作ってあり
実際 評価の対象は金額のみ(それが入札ってコトなんだけど)

赤字覚悟で 仕事を取る事は構わないが
赤字ばかりでは 経営が成り立たないのは目に見える。

また そんな金額で無いと 入札が取れないのも現実。

それで無茶な金額で仕事を取っても
出来るだけ 痛手を小さくしたいのが人の常。

ただ しっかり底値で見積もりしたにも関わらず
それ以上 価格を落とすとなると 一式で下請けを叩く事になるとか
もしくは 目に見えない所で手を抜くか 職人単価を削るとか。

姉歯のとっつぁんの 鉄筋偽装が良い例。
あれ なんだかんだ言いつつ 職人・監督ぐるみで皆知ってたハズ。

また 技術や伝統云々の前に金額なんだから
数十年のキャリアがある職人より 単価の安いナンチャッテ職人の方が有利。

そこに 施工業者としてのプライドは存在しない。

それでも仕事のあるうちは なんとか回せていく事が出来れば
それなりに なぁなぁで済んでいくかもしれない。

そして 発注者としては工事竣工後 受注した側に
工事の責任を持って貰いたい所だが 無理な受注が続いて
体力が無くなった企業の行く先は見えている。

工事の不備で 手直しをしてもらいたいのに
既にその会社は無い・・なんて事は日常茶飯事な世の中になってしまった。

往々にして しっかり工事した現場に 不備が発生し難いのは確か。

特に 談合が消えつつある大型工事の手抜きなどは 日常化していて
管理する側も こんなもんか程度に 悪い事をしていると言う意識すら無くなる。
ここらで 価格重視の入札自体を見直さなければいけないのかも

公共事業などは まさに税金の無駄遣いに繋がる事も多いだろう。

やはり 無理な入札・売価は 発注者・受注者のみならず
良い結果をもたらしていないコトが現実にみえる。

小さな工務店などは 利益は無くとも顧客の為にと最低限の見積もりを作り
職人への技術料くらいは確保したいとする事業所も多いだろう・・と思う。

それでも中には 広告宣伝費など営業経費を湯水のごとく使って
職人への支払いを拒む事業所もあるのも確か。
その経費や人件費は もちろん受注した物件から出る訳で。

イコールその分 原価率は低く抑えなければならない。
通常流通している建材の納入単価の差は 正直知れている訳で。

どっちが仕事を貰えるかと言うと 現状では後者。

もちろん 認知度から言えば 当たり前の事なんだろうけど
何かが違っていると思えてならない。

会社経営は常に 社会への恩恵還元を考えたいモノである。

まずは金額ありきの 無理の掛け合いは業界全体にとっても
プラスにはならないと思う。

そんな図式は 例として建設業を挙げたが
何も 建設業だけの話では無い様な気がする



=溶融スラグ=

ゴミなど廃棄物の焼却廃を溶かし 固化させた粒状のリサイクル資材の事。

資源の再生利用という利点はあるが 生コンの原材料にした場合
JISの規格外で 柱などの主要構造部分に用いると建築基準法違反になる。
1立方m当たりの原価は砂に比べ100円ほど安い。

生コンへの流用は 内部で膨張するためコンクリートが膨張し
はく離する「ポップアウト現象」が発生する。

もちろん 一番求められるべき強度は無いに等しい。
  

Posted by   Eye's   at 09:14Comments(5)なんとなくな雑感

2008年07月13日

【働く子供に教育を】1万人!

こちらでも ご紹介させて頂いた 【働く子供に教育を】署名運動。

署名サイトへの参加者が 6月30日締め切り時点で 2,017 件
達成率 : 20.2 %となった様です。

1万人には届かなかったとは言え こちらご覧になられた方でも
興味を持たれた方も多い様で 嬉しいコトですが

私が署名した時点で 300番台だった事を思えば
サイレントマジョリティも含め 悪い数字では無いのかも知れません。

なんて思って 児童労働反対世界デー・キャンペーン2008の
オフィシャルホームページを覗いてみましたら・・


なんと 1万人達成したとの事です。 ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
 
オンライン署名2,017人分、署名カード9,914人分、
合計11,931人分の署名が集まり、目標数1万人を達成することができました!
※オフィシャルHPテキストより


1万人達成おめでとうございます orz

そして 感心を持って頂いた方 有り難うございます。

この署名は 今後 外務省に提出される事になりました。

http://stopchildlabour.jp/
リンク先:児童労働反対世界デー・キャンペーン2008

少しでも悲しみが減る事を願います。

学校に行けない子供達 今日食べる物も無い子供達。
同じ地球の住民です。

一人でも多くの子供達に 笑顔が戻れば良いですよね。  

Posted by   Eye's   at 10:03Comments(4)情勢

2008年07月12日

消費税ってデカイよね

消費税 にわかに増税の話も本格化してきましたが
現行の5%でも 確かに小さな数字ではありませんね。

例えば 家を建てましょうって時

2000万円の住宅で100万円。
3000万円の住宅で150万円。

100万円予算が増えたら 結構な事が出来ます。

と言いつつ 住宅に消費税?住宅は消耗品?

不動産取得税や固定資産税も払わなければイケナイのに。

ちなみに 土地には消費税は掛かりません。

不動産だから。

家を建てると 印紙税に始まり 都市計画税に不動産取得税
そして 固定資産税が もれなく付いてきます。

不動産ってのは 動産ぢゃ無いから不動産な訳で

だから固定して毎年資産税を払う義務が発生するのです。

ふむ その時点で消費財では無いと認めてる訳でございます。

それでも 消費税は払わなければイケマセン。

国家的陰謀による二重加算って事で良いですか?

なんて まぁ んなコト言ってても何も進まない訳で(汗


さて この消費税 結構大きな額ですが
実はそれ位 簡単に回収出来たりするんですよ。

例えば 3000万円の住宅が100年持ったとして
150万円÷100年=年間1.5万円 月に均して 一月/1250円。

50年存在したとしても 同様に年間/3万円  一月/2500円。

最悪 現在の日本の平均住宅寿命である築23年で建て替えとしても
年間6.5万円 月に均して5434円。

ほほー たった23年の寿命しか無くても 月に5千円なら 断熱性能を
新省エネ基準から 次世代断熱基準に上げるだけで回収出来ます(笑
※そんな寿命では 総体的に見て環境悪以外の何者でもありませんが。

もちろん その分余計にコストは発生しますが 断熱力を上げるだけの
資源やコストは暖房ランニングコストだけで 簡単にチャラに出来そうです。

そこに 当社で行ってる次世代基準の約2倍の性能を持たせると・・

なるほど 地球資源的に見てもコスト的に見ても 笑いが止まりません。

もちろん日射角や方角を吟味する事で 夏も冷房負荷は小さくなります。

正しい施工があって然りの話ですが。はい。

エコ機器だの 高性能なんとかとか自然がどーとか・・etc
なんて流行も良いですが まずはしっかりとした理念と躯体が存在しなければ
それは穴の空いたバケツで いわゆる 【 もったいない 】 事かと。

それでも その辺が一番曖昧になっているのが 建築業界

と言いつつ 単純に建物価格を築年数で割っても 意味のない数字ですが(笑

ちゃんと根拠に基づいて予算配分すれば 限られた予算も
有効に次世代に残してあげられる事になります。

今後 縮小していく経済環境の中 一番大切な事は何かと言う事で
そこに 似非な思想や妄想も必要ありません。

そんなチョイスが お財布に優しいだけで無く 環境負荷も減らす事が出来れば
それは 有意義なパラダイムシフトと呼べるのかもしれませんね。  

Posted by   Eye's   at 09:54Comments(0)家を建てる前に

2008年07月11日

浮気なあの子

ねぇさん 何故だか我が城が占拠されました。

どーにも こーにも 打つ手無しの様相です(涙

ボクはどーしたら いーんでしょうか・・。

ってのが 昨日の夕方。

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Posted by   Eye's   at 09:22Comments(8)ひだっちな話

2008年07月10日

サミット G8首脳宣言

時事ネタで洞爺湖サミット2日目の話

8日のG8首脳宣言に雑感。

焦点となっていた温室効果ガス排出量の
中長期の数値目標については言及せず

「2050年までに温室効果ガスを 少なくとも半減させる
長期目標を国連気候変動枠組み条約の全締約国と共有し
同条約交渉で検討し 採択することを求める」とした。

うーん 解りにくいけど 取り敢えず中期的な目標は避けたけど
長期に2050年までには 半減を目標としよぅって事ですよね・・

基準年の明記は・・
それって 何も進んでないって言うのでは無いですか。

京都議定書通り90年にするのか
08年にするのかで かなり大きな振り幅。

そして やっぱりと言うか 中国やインドなど新興国5カ国は
先進国に「50年までの80~95%削減」を求め
宣言には同意したモノの 方向性は確実にズレている。

ふーむ。

ただコレ 中国やインドは確かにアメリカに次いで
温暖化ガス排出量が多いとは言え 一律削減を求めるのは得策だろうか。

人類は平等だ!って観念から言えば 
現在 大気汚染が問題になっている中国でさえ
一人当たりの排出量に換算すると 日本のソレに対し1/4な訳で
同じだけ削減しなさいってのは 無理が生じるのかもしれない。

例えば 日本の排出量換算で総量的に半減とすると
中国の人は 今の2倍は排出量を増やしても良いと言う事になる。

この辺り 世界の排出量そのものは 現在の先進国の発注と
それに追随してきた 単価の安い国って図式があったりして。

やはり 世界一律○×%の削減を求めるより
例えば キャップをどのラインに掛けるのかを 公平に模索する議論の方が
人道的にも良いのかもしれないなとか思ったり。

何にしても そぅ ノンビリ構えている時間は無いと思うのですが。

自分が おいぼれジジィになって 孫にでも(居るかどーかは知らないけど・笑)
「なんで おじーちゃんこーなるの解ってて何もしなかったの?」
なんて言われたら 笑うに笑えない。

今回23カ国も揃ったって事で 今後もひとつの議題について
詰めて協議される事が必要かと思います。

まずは IPCCでも いくつかシナリオ挙げてますが
どのラインを着地点とするのか 各国共通の目標点を決め
そこに向かって 方法論を落とし込んで行くのが本道かなと。

地球はひとつ 全ては繋がっている。
  

Posted by   Eye's   at 09:27Comments(2)なんとなくな雑感

2008年07月09日

洞爺湖サミットで使うPC

洞爺湖サミット始まってますね。

G8トップの自国支持率が 一部を除き妙に低いのが気になりますが(笑
今回は G8のみで無く EU(欧州連合)や中国・インドなど
23ヵ国の首脳が集まり 過去最大規模のサミット。

さて そのサミット会場で使われるレンタル・パソコン。
カーボンオフセット付きだと言う。

このレンタル・パソコンを使用すると 通常のレンタル費用のほかに
カーボン・オフセットの費用として3カ月ごとに100円支払う必要がある。

この100円はPCをレンタルしているパシフィックネットが あらかじめ購入してある
CO2排出権と相殺される仕組みで ここまではよくある話。

カーボンオフセットで見えないのが そのオフセット分の使い道。

中途半端にお金出す位なら そのお金で庭に一本
木を植える位の方が良いとも思える。

そこで今回はどうかと言えば このPCを貸し出したパシフィックネットが
排出権に投じた金額は ブラジルの小規模水力発電プロジェクトに使われるとの事。

使い道が明朗。

こんなオフセットは歓迎ですな。

あとは 本当に使われた経緯とか 自社HPで良いから
公開してくれると すっごく有意義な気がするんだけど。  

Posted by   Eye's   at 09:21Comments(0)なんとなくな雑感