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2007年08月22日

オフィスの冷房温度

「28度では暑すぎるのですが」

環境省が提唱する温暖化防止活動「チームマイナス6%」事務局に
クールビズ運動に困惑しているといった声が寄せられている【NIKKEI】

さて いまさらだか 冷房で28度とする設定温度の根拠は何か?

マイナス6%事務局いわく
「建築基準法などの法律で 執務室の設定温度が28度以下に定められている。
運動に取り組みやすいように、この温度を掲げたにすぎない」との事。

それに対し 省エネルギーセンターによると
ノーネクタイ・ノー上着の実践で、体感温度は2度下がる。

2005年にクールビズ運動が始まる前 東京都のオフィスビル
約1万6000棟の平均室温が約25度であったことを考えると
2度上乗せした27度が適当では とする。

ま 確かに。

ただ 温度だけでなく 快適性には湿度も大きく関与する
一律 温度のみの推奨は単に目安に他ならず
その辺は もっと進んで そろそろ絶対湿度も目安に入れるべきだろう

国としても 我慢は美徳ではなく 根拠に基づいた報告をしないと
せっかくのクールビスも 元の木阿弥になってしまう可能性すらある。

暑すぎて 仕事の効率落ちたら本末転倒だし。

ただ 省エネって言うと 何故か冷房時に言われるが
本来 暖房負荷の方が はるかに大きい。
  ※リンク先は家庭内のCO2排出量
  ※オフィスの場合は 家庭より冷房比率は増えます。

機器の効率等考え ざっくり言えば5日余計に冷房使ったら
その冬 1日暖房を遅らせれば その方が負荷は小さいくらい。

まずは オフィスビルの脆弱な断熱思考を改めなくては
どんなに努力しても 無理無駄が大きすぎる。

なんとかって有名な建築家がガラス貼りのビル作ったからと
右にならえの ガラス貼りのビルは 環境悪以外の何者でも無い
って言う 意識を持つことも先決だろう。

ここ数年 CO2が大幅に増加しているのは
一般(住宅)とオフィスビルなのだ


まずは この二つを改善しなくては 正直数字変わらない。


ただ 京都議定書の第一約束期間を来年に控え
そんな ノンキな事は言ってられないのだが。

正味 今議定書の遂行が一番厳しいのは日本。  

Posted by   Eye's   at 09:09Comments(2)環境