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2008年07月07日

Prairie Style

プレイリースタイル

我が心の師 Frank.Lloyd.Wright 大先生が創り上げた
リージョナル(地方的)なスタイル。


Frank.Lloyd.Wright THE MASTERWORKSより

この様式の特色は 緩勾配の寄せ棟屋根が横に広がり
深い庇等で 水平ラインが強調される事にある。




外装材は スタッコが通常で
灰色っぽい白か茶系をベースに

中東部の草原(プレイリー)の
低い水平線をイメージさせる
装飾的な水平の帯が取り付けられる。




内部は オープンプランニングとし 視覚的に対面する
壁の同じ位置に窓を付け 視覚が遠くまで届く様な計画を確立。



1900年当時 コロニアルリバイバル様式に陶酔していた
権威ある建築家達からの評価は 非常に低かったとされる。


クライアント様と意見が合い 立地環境的にも可能であれば
是非 追随再現したいデザインである。  

Posted by   Eye's   at 09:57Comments(0)建築様式

2008年06月28日

Spanish

築11年 某クライアント様邸。

経年変化ってよく考える。

やっぱ ある程度ヤレて来た方が素敵ね。



歴史に 本物に 忠実なデザインや素材は 時を奏でるって事か。

的確なバックボーンを持たない流行は 単に過ぎ去る残像。  

Posted by   Eye's   at 09:13Comments(0)建築様式

2007年04月02日

Greek Revival Style

グリークリバイバル(ギリシア建築の復興)

この様式は、古代のギリシャ建築をベースにした
フォーマルで古典的なファサードが典型的。



その反面、平面プランは屋内空間の世俗的な必要性に応じて
巧妙な構成となる事が多い。

1820年〜開拓と拡張を進め、繁栄と理想精神に満ちていた
ジャクソニアン期の米国で、自らの新しい美的情操の理想を
古典ギリシャ建築の精神の中に見出した様式。

大西洋から太平洋までが結ばれ、本当の大陸国家となったこの時期
グリークリバイバル様式は、大陸全土に広まっていった。

古典的なアメリカ建築を考えると
こんな様式をイメージする方が多いのでは無いだろうか。

象徴的なコラムトップ(円柱頭)には 女性的と言われるイオニア式や
逆に男性的とされるドリス式など 時代によりその装飾を変えている。

ちなみに 画像はイオニア式コラムの例。  

Posted by   Eye's   at 09:09Comments(0)建築様式

2007年03月12日

Colonial Style

17世紀から19世紀にかけて、アメリカで発展した
ひとつの様式を「コロニアルスタイル」という。

直訳ると『植民地時代のスタイル』 アメリカに移住した人々が
本国イギリスのデザインをアメリカで再現しようとしたのだが
それを作る職人も道具も、そして木材もなかった。

なかでも清教徒は質素な暮らしを重んじていて
そのため移民地であるアメリカでは、部分的に英国様式を取り入れ
独自のシンプルなコロニアルスタイルが発展していった。
 


今でもひとつのスタイルとして、盛んにリバイバルされている様式

ちなみに画像は、ポーチを大きく張り出した『サウザンスタイル』で
本来のコロニアルとは、少し趣を異なる。
  

Posted by   Eye's   at 00:00Comments(0)建築様式