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2007年09月03日

冷却殺虫剤 自己回収

今年1月にご紹介した ライオンの新殺虫剤
http://housingeyes.com/radio/07.01.htm#070129

その名も『氷殺ジェット』と 薬剤を使わず
マイナス40度の冷気で 一気に凍死させるタイプ。

薬剤を使わないって事が斬新で 評価できたのだが
懸念したのが その温度。

しかし温度では無く その特質そのものから事故が相次ぎ
販売元のライオンは自主回収を始めた。

ただ残念ながら その事故原因と言うのが 全くの使用者責任

回収に至った原因として 5月24日から8月24日の3ヶ月間で
ガスレンジ近くで使った利用者が火傷する事故が 20件報告されたとする。

冷却ガスと冷却液なんだから 火の側で使うのが非常識 (-_-;)

薬剤を使っていないって事と その温度から
なんとなく火を使ってる所で 噴射したりしての事故なんだろうけど


そんな火の側で可燃ガスを使う事 事態がおかしい。

今年3月から325万本を出荷しているヒット商品みたいで
この勢いで売れれば 他メーカーも追随するだろうし
業界の流れとしても 殺虫剤の危険から離れつつあったのに・・。

常識の無い使用者のお陰で また元に戻るんだろうか。

室内空気質において殺虫剤のリスクは かなり大きいんだが。

ちょっと論点はズレルかと思うけど・・
やはり子供はある程度 危険を経験して大きくなった方が良いと思う。

危険を知らない子供が 大人になったって
やっぱり解らないんだから 平気で危険な事をして
社会的立場だけ立派だから ねじ曲がった文句は言うと。


極端に燃えやすい物質が入っていたなら別だけど
今回の自主回収は ライオンが可哀想なだけかなって。

最近 モンスター・ペアレントなんて訳わからんカッコ良さげな肩書きもらって
学校でのPTAの言動が話題になる事あるけど
結局根本から正さないと 全てにおいて進歩が無い様な気がしないでも無い。  

Posted by   Eye's   at 08:36Comments(2)室内空気質