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2008年09月05日

防カビ剤入り除湿剤に注意

カラっとした夏も どこへやら。
最近は 雨模様で湿度も高く 温度低くても
ちょっとね って感じな毎日ですね。

そんな時 玄関とか押入れなんか
乾燥剤とか除湿剤 置きたくなりますよね。

それら乾燥剤のほとんどは 塩化カルシウム

手に付くと皮膚炎に 衣類に付くとシミの原因になったり
特に革製品には大敵。

気を付けましょう。

そして 注意しなければイケナイのが
『 防カビ 』や『 防虫 』成分の入った乾燥剤。

防カビや防虫の成分は 『 OPP 』や『 パラジクロロベンゼン 』です。

それら成分はVOC(発性有機化合物)として
室内空気質を汚染する原因となります。

シックハウス対策なんて 出来るだけ人体負荷の少ない建材で
室内を構成しても 持ち込まれた負荷物質には無力。

また 防カビ剤に含まれるOPPは 洗剤で洗っても
4割程度しか取り除けません。

衣類についたOPPは 洗っても落ちない事になります。

そして このOPPやパラジクロロベンゼンなどは
発ガン物質に分類されます。

それら物質は 食事として口から摂取するより
呼吸で肺に取り込まれた方が 相当に負荷が大きくなる訳で。

お部屋の空気入れ替えは やはり窓開け換気(天気が良い日にね・笑)
押入れ等は 窓開けに併せ扇風機で風を送ってあげると良いでしょう。

カビは停滞した空気を好みます。

て訳で 乾燥剤や除湿剤 手にする時は必ず内容成分を確かめて

避ける事が出来るリスクは 避けた方が良いかと思うのです。





画像と本文は関係ありません。



商品名に『パラ』とかつくのは
パラジクロロベンゼンに
由来してたりします。

化学の恩恵は正しく使いましょう。  

Posted by   Eye's   at 09:32Comments(0)室内空気質