2007年03月19日

青果流通にリユースケース 農水省協議会

青果物の流通に使う容器として 現在主流は段ボール箱。

農林水産省は 操り返し使えるプラスチック製の
「通い容器」を普及させる為 協議会を設置すると発表した。

使い捨ての段ボールの使用を減らし
資源の無駄遣いを抑えるのが目的。

これ 前向きに検討して良いのでは無いでしょうか。

実際農家の倉庫に山積みになっている
段ボールの山を見る度 疑問に思ってたりして。

現状では青果物の出荷容器の97%は段ボールで
年間15億枚が使われているらしい。

これを農林水産省の言う『通い容器』として
プラスチック製の折りたたみ式にすれば
段ボールのように解体する必要が無く
作業効率が上がるほか
水ぬれに強く通気性があるとの事。

 実は資源の無駄使いと言うより
変換後のメリットの方が大きいかと。

段ボールはリサイクルされていると言うが
やはり リサイクルよりリユース。

ただ この問題 出荷する農家には金額的に厳しいだろう。

ここは ひとつ流通最大手であるJAさんが一括購入して
JA通しの出荷に関して
農家に無償支給するってのはどうなんだろう?

以前は よく見かけた酒屋さんの瓶ビールのケースみたく
使った分だけ入れ替えで繰り返し使っていけば

コストメリットも生まれるだろう。

ビールケースはビールメーカーさん支給だよね?

農家がJAから支給されたプラケースに青果を詰め出荷し
その出荷した分だけケースを入れ替えると言う手法。

これならJAさんも管理は容易のハズ。

JAさんにも 段ボール容器のLCAとの算出差で
組合全体としての CO2削減値も有利に働くのでは?

結構 みんなまるく収まる様な気がするんだけど。

世界一の組合員数を誇るJAさん 如何ですか。

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Posted by   Eye's   at 08:56│Comments(0)環境
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