2007年05月19日

南大洋のCO2吸収率

米科学誌サイエンス(電子版)によると・・
CO2(二酸化炭素)の吸収源と考えられてきた
南大洋(南緯45度以南)が 実は最近はほとんど吸収していない
とみられる事が日本など8カ国の国際研究チームの分析で解ったとの事。

なんでも人間活動により強まった風が
地球規模で大気や海洋の循環を変化させ
大気から海洋へのCO2吸収を妨げているという。

国際研究チームの活動とは 81~04年に南極・昭和基地など
南大洋に囲まれた11地点を含む世界40地点で
精密に測定された大気中のCO2濃度を解析。

その結果 南大洋のCO2吸収力は
平均して年間約800万トンずつ弱まり
現在ではほとんど吸収していないらしい・・。

うぅ・・ キホン 海がCO2を吸収する前提で進められている
温暖化対策そのモノを見直さなければなのかも。

また 南大洋が吸収から放出に転じる可能性もある。

やはり 経済に国境はあっても
環境に国境は無い。

今年 安部政権はロシアから排出権を買う事を決めたが
実は量的減少が無いので 一時しのぎ以外の何も無い。
(ロシアで管理されない排出が増えるだろうから 余計ダメか・・)

そろそろ 国民もホンキにならないと。

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Posted by   Eye's   at 08:49│Comments(0)環境
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