環境共生計画　ATTIC

  

フランスでは個人住宅の断熱改修や　公営住宅のエネルギー効率化
を促進する為　「ゼロ金利エコ融資」等の処置が決まった。

仏国民は　実施工事について建築会社から助言を受け
4月から「ゼロ金利エコ融資」について銀行と相談できるようになるとの事。
【 2009年財政法で承認 】

ゼロ金利融資は　個人住宅・共同住宅・賃貸経営用の住宅の事業が対象で
建物のエネルギー効率化工事に　最高3万ユーロの融資を受けることが出来る。

3万ユーロと言うと　円にして約３７５万円。
無利子融資で　結構な断熱改修が出来そうだ。

またこの政策が優れているのが　フランスで最もエネルギー消費量の多いとされる
80万軒の公営住宅についても　2020年までに改修するとの事。

国全体で　暖房エネルギー消費が減ればそれは
確実に恩恵として　国や国民に帰って来る。

またゼロ金利とは言え融資な訳で　返済は発生するけど
しっかりとした根拠の元　改修出来れば元を取る期間も早いだろう。

卵が先かニワトリが先か状態なだけ。

別に　ヨーロッパ信仰は無いけど
こんな方向性は日本も見習うべき。

住宅省エネ基準改正案で　気密基準抜いてる場合ぢゃ無いって。

我慢では無く　快適に　それでいて確実にエネルギー消費を
抑える事が出来る生活が　現代社会におけるエコロジーだと思う。