2007年04月03日

環境省 ホウ素・フッ素の排水基準見送り

環境省は 人体の健康被害が懸念される
ホウ素フッ素の排水基準について
温泉旅館業や電気メッキ業など7業種への適用を
先送りする方針を決めた。

ホウ素・フッ素の除去技術が十分に開発されていない事や
経営規模が小さいことが理由。

うん これソレで良いんぢゃ無いかなって。

実は自虐的な例えが大好きな日本って国の
環境基準は世界的に見ても 妙な所で結構厳しい

それ今回のフッ素なんかにも当てはまるかと。

この排出基準てのは01年に施行された水質汚濁防止法で
温泉旅館業などは 遂行が難しいと緩和措置の延長が認められていた。

問題の排出基準は
■フッ素 : 8 mg/L以下
■ホウ素 : 10 mg/L以下
 

特に 温泉の源泉などは 普通にホウ素やフッ素は含まれていて
実は 日本三大名湯の下呂温泉だって
フッ素などイキなり排出基準以上

特に名湯と言われる温泉程 その傾向アリだったり。

フッ素カルシウムの水分中飽和濃度が16mg/Lだから
8 mg/L以下ってのが如何に難しい排出基準か解るでしょ。


それ 流すなって事になると莫大な金額の濾過装置を入れるか
それこそ大量の水で薄めて流さなくてはいけない。

環境LCA的に見て どーなのって感じも有るけど
経営規模の小さな温泉旅館などは 死活問題だった。

ぁぁぁぁ ぃぃ湯だぁぁぁ♪
って情緒感じる温泉が そんな成分なんだから
そこまで 基準値上げなくてもって思う。

逆に それくらいの健康被害リスクで 
健康に快適になれるって事かも。


基本的に少量の毒で健康になるって言う『薬』と同じかな。
※ちなみに薬の成分は ほぼ劇毒物です。

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Posted by   Eye's   at 08:14│Comments(0)環境
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