環境共生計画　ATTIC

餌の激減や　ヒト由来の食べ残しが美味しいからと
各国で　クマが民家近辺に出没している。

ゴミ箱をあさる事も多いらしい。

そんな中スイスでは　住民の安全の為
特殊なカギを付けたクマが餌をあされないゴミ箱を開発　【AFP通信】

動物園での実験で　効果を上げたとの事で
このゴミ箱は同地にて　試験的に導入されると言う

なんだろう。

なにか違う様な気がする。

とりあえず　餌をあされなくする事は良いとして
その後の展望はあるのだろうか。

クマはヒトが思うより　臆病で賢い。

ヒトを襲う事があるのは　臆病故　自らを守る為とか
以前ヒトに与えられた被害を覚えているからに過ぎない。

クマの食を奪った人間が　偉そうな事言える立場では無いが
まずは　民家に近づかなくても良いように
クマが生息出来る環境を返してあげるべき。

その為には　生息数に似合った面積も必要だから
最大数の調整も必要だろうし　ヒトとは隔離した山も必要。

【 共存共栄 】　ある一定の線引きは必要かなと。

このゴミ箱　クマが生きてゆける環境作りへの
時間稼ぎ的開発なら良いけど　最終目的にすべきでは無いと思う。

こんな話は日本でも同じ。

山に入る時は　鈴を鳴らしたりラジオを付けていれば
向こうから逃げて行く様な　臆病な動物なんだから。