環境共生計画　ATTIC

家電リサイクル法の対象4品目（ブラウン管テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機）について
環境・経済産業両省が新たに設ける「リユース（中古）基準」の素案を公表した。

両省の専門家会合で検討し　年内の導入を目指すとの事。

省エネ効率が低い老朽家電の中古市場での流通や
不法な海外への横流しを防ぐことなどが目的。

素案では　テレビとエアコンは製造から15年
冷蔵庫と洗濯機は同10年経過したものは　原則中古販売をしないと。

この素案の様な　明確な基準は必要だと思う。

また中古販売と　紙一重なのが家電リサイクル法。

家電製品　四品目について消費者がリサイクル料金を
支払うことを定めた家電リサイクル法が施行されて　もう７年。

にも関わらず　未だ離島や都市部から離れた山間部で
家電製品の不法投棄が後を絶たないが　リサイクルの名目で
中国等　海外へ輸出されている事も　また現状。

両省によると　四品目の不法投棄は０５年度で約１６万台に上るとし
法施行前より三割程度増えていると言う。

希少レアメタルの輸入が滞っている中　非常にもったいない。

現行のチェック体制は　全く機能していないと言っても良く
今後も　リサイクル料金逃れの不法投棄が減少しないのならば

現行のリサイクル料金「後払い」を　購入時に払う「前払い」方式に
変更する事も　手なのでは無いかと思う。

使えるモノは使う。
使えないモノは　再生して使う為の責任ある流通管理。

例えば数年程度の猶予期間を持ち　前払いされて居ない製品は
中古として流通せず　メーカーは前払い金にて　いつでも誰でも
閲覧できる明確なマニフェストで　管理再生するって形はどうだろう。