環境共生計画　ATTIC

先日　大阪に行ってました。

その内１日は　地元ガイドさん付きで市内観光。

ガイドさん付きのツアー参加なんて　ほぼ始めてだったけど
地元さんしか知らないディープな事教えてもらったりして
結構アリな選択だったと御満悦＾＾

で　タイトルの「道では無く廊下」な話

↓画像は道頓堀にある　法善寺横丁。



石畳の細い路地って感じです。

幅にして１間（１８００㎜程度）あるかどーかって感じ。

その昔はもっと道が細く　傘をさしたままでは
擦れ違えなかったそうです。

そこに　ずらーっと呑み屋さんが連なっています。

ですが　そんな細い道　とーぜん建築基準法に合致せず
さらに消防法等々もあり　新築など開発は不可能。

が　そこは大阪。

見慣れた風景が無くなるのはアカン！って事で
住民みんなで役所に陳情し　この区画だけは
特別に法律免除して貰ってるそうです。

さすが大阪。

粋ですね。

そこにあった認定看板。

これらの建築物は
建築基準法題８６条２項の規定に
基づいて認定されたもので
１団地（１団の土地）として
良好な環境形成を図るために
集合的に計画がなされたものです。

なお　建築物の増改築または
土地利用の変更をする場合は
再度認定を受けなければなりません。

平成１５年５月　大阪府


ほほー

すなわち　この通りは全部で一個の建物とみなし
簡単に言うと　これは道路では無く廊下だと（笑

なんとも　粋な采配です＾＾

愛される「まちづくり」 ひとつの方向性とも言えそぅです。


さて　その通りを抜けると有名な水掛け不動さん。
ホントに立派にミズゴケが育っています＾＾



大阪市街地は　地下水の汲み上げによって
大規模な地盤沈下が発生していて
現在は地下水の汲み上げは禁止されています。

でも　この水掛け不動さんに掛ける地下水に限っては
手押しポンプにて許されているそう。

お不動さんに挙げる水を水道水なんぞで代用でけるかいっ
大阪人気質が伝わります。

あと　大阪と言えば通天閣かな。
でっかい「えべっさん」も居ました＾＾



しっかし　パナ本拠地に日立のタワーって・・
松下幸之助さん怒っただろうなぁ　とか（笑

そぅそぅ　通天閣のある新世界で　おもろぃ風景。
ディープな大阪満載の場所ですね。

ここは夜になると　一杯飲み屋になる通りです。



画像２件目が有名な串かつ屋「だるま」本店。

何が　おもろぃ風景って？



店の奥行きてば　正味３尺程度（900㎜）なんです（笑

うすっ（爆

表に出てるのは架設だから建築物では無いと。

そして夜になると　それがずずーっと前に伸びてきて
呑み屋に早代わりと＾＾

そそ　お客さんは道路で呑んでる訳です（爆

むぅ　見事にディープな街だ　けらけら。


そして　驚いたのがグリコの看板が有名な道頓堀川。
何年か前訪れた時は　なんちゅーキタねー川かと・・。

こんな所　飛び込んだら普通に病気になるぞって位
臭い川だったのに　今は全然キレイに。

以前あった臭いもありません。



水質改善を何度か試みたそうですが　全て失敗に終わり
最後の手段的に　川沿いに遊歩道を作ったら
目に見えて綺麗になってきたとの事。

人の目に触れる事は大切です。
自分達の川だって意識が芽生えたのでしょう。

これ　すっごく良い手だと思う。

道頓堀メインstの　すぐ一本横に川が流れてて
その川の両側に遊歩道。

歩道ってば二段になってて　川側は木製デッキで優シス＾＾

若者も　けっこう歩いてましたし
川側に入り口を新設した　お店もけっこうあるみたいでした。

丁度　高山安川通りの鍛冶橋下辺に
小さくあるみたいな感じを　もっと大規模にした感じです。

TVで見るより　やっぱ本物は良かったす。

他所の自治体でも使える手かと。うん。

まだまだ色々あるけど　今回はこのくらいで＾＾
そんなこんなで　ディープな大阪。

十分満喫させてもらいましたわぁー（笑