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2007年10月24日

夕張市でCO2固定

残念ながら現在のままのCO2削減量と技術では
温暖化を食い止める事は出来ない。

削減個々には様々なテクニックがあるけど 全体として
温暖化ガス抑制としての活動は これまで以上に綿密に確実に行い
それと同時に CO2の固定を考える必要があるのでは無いかと思う。

少しづつでも固定量(大気中に飛散させない様して)を増やし
その間 適切な処理方法を開発していくのが進むべき道なのでは。

そんな中 財政破綻で有名になってしまった北海道夕張市で
石炭にCO2注入し固定する(封じ込む)というプロジェクトが始まっているらしい。

石炭は表面に無数の穴が空いていて 体積の30~50倍の二酸化炭素を吸収可能。

日本に残る未採掘の石炭層が 二酸化炭素の封じ込め場所として有力な候補との事だ。

CO2は 地下水を多く含む帯水層に封じ込められているが
その帯水層の上には水も空気も通さない固い地層「キャップロック」が存在していて
二酸化炭素が地表に漏れ出す事は無いらしい。

更にこのプロジェクトでは 今まで出来なかった石炭に含まれている
天然ガスメタンを取り出すことも可能としている為
このメタンガスをクリーンエネルギーとして利用する事も可能になる。

新聞記事拾い読みなので 耐用年数や数字的な事は不明だが(涙
これまで石炭=悪的な扱いだったのが 一転して救世主に成り得るかも。

CO2固定化技術で夕張市を救う事に繋がれば これぞ一挙両得。

採算的にも技術的にも可能なら 石炭埋蔵量の豊富な中国なんかでも
技術転用が可能だろう。世界的に需要も見込めそうだ。

こんな感じの環境技術革新が日本の生き残る道だと思えてならない。
ウォッチしたいプロジェクトである。  

Posted by   Eye's   at 13:10Comments(4)環境