机上の数字と現場精度
一昨日 断熱はイメージでは無く的確な「数字」で選択しましょうと
ツラツラと
熱伝導率など並べましたが(笑
実は どんな良い素材を使っても施工がマズイと台無しに。
例えばこの図 住宅金融支援機構の設計指針からの抜粋ですが
壁の断面として ピンク部分が断熱材と見てください。
熱貫流率で比べると 同じ100㎜の断熱材を充填しても
ちょっと施工の手を抜くだけで46㎜分の性能にしかならない事が解りますね。
根拠を持った計算と 正しい施工。
あくまでセットで考えなければ なんの為のお金かわかりません。
またその隙間は
「気流」のバイパスとなり どれだけ暖房(冷房)しても
壁や天井等閉鎖された部分の温熱環境を管理出来ません。
そしてそれは 室内温熱環境を左右するだけで無く
カビやダニの温床となり 住宅の寿命を縮める事になってしまいます。
上記は単純な比較ですが ポイントは幾多に渡ります。
例えば コンセント廻り。
いくら丁寧にべパーバリア(防湿層)を作ったつもりでも
コンセント部分は そのまま気流の通り道になります。
また
すが漏れの原因にもなったりします。
こちらは うちの現場コンセント廻り施工の図。
コンセントを室内側に隔離し べパーバリアとは気密テープで
一体化させてあります。
・・タテとヨコで 気密テープの色が違うのは御愛嬌って事で(笑
配線がバリアを貫通する部分には「ブチル処理」も見えますね。
こんなヒト手間が住まう人の「快適」や 住宅の「長寿命」に繋がるのです。
もちろん 壁・床・天井の取り合いや ダクトや配管などの貫通部分等々
チェック項目は数知れずですが^^
現場指導に呼ばれると必ず 「はぁ!?ここまでやるの!?」 って驚かれますが
慣れてしまえば当たり前で 特に手間も掛かりませんww
そんなこんなで 最後は施工精度がモノを言うってお話でした。
ちと はしょり過ぎ?(笑